・プレイヤーはブレイクを除き、ショットする前にコール(宣言)しなければならない。コールショットには以下の2種類ある。
1、ポケットインするボールとポケット指定する。ローテーションで採用されるクッションコールは適用されない。グループに関わらず複数のボールをポケットインした場合、コールしたボールが合法的ショットによりポケットインされていればプレーは続行できる。
2、プレイヤーがポケットインする意志がない場合は「セーフティー」とコールする。
※ ラック
・15個のボールを三角形にラックを組む。8ボールをラックのセンターに配置し最下段の両端にローボールとハイボールを任意に配置する。その他のボールはどこへ置いてもよい。
※ ブレイク
・ブレイクはオープンテーブルの状態で行われる。
・正常なブレイクとは最低1個の的球がポケットインするか、手球も含めて4個以上のボールがクッションに当たらなければならない。
・正常なブレイクが出来なかった場合は相手プレイヤーは以下の3通りの選択ができる。
1、改めてラックを組み直しブレイクする。
2、改めてラックを組み直し再度、相手プレイヤーにブレイクさせる。
3、手球、的球とも現状のままゲームをスタートさせる。
・8ボールがブレイクでポケットインした場合、そのセットは勝ちとなる。
・ブレイクでスクラッチした場合、ファールとなりプレー権は相手プレイヤーに移る。
1、手球はヘッドライン内に置き、ショットの際、的球に当たる前に必ずヘッドラインを通過させなけれはならない。
2、ポケットインもしくは場外に飛び出した場合、8ボール以外の球は戻さない。
3、8ボールがポケットイン、もしくは飛び出した場合はフットスポットに戻す。
4、いかなる場合も8ボール以外のボールはフットスポットに戻さない。
※ グループボールの決定
・ブレイク後、セーフ状態のコールショットで最初にポケットインしたボールのグループがそのプレイヤーのグループになり、この時点で両プレイヤーのグループが決定する。ブレイクでポケットしたボールはグループボールの決定にはならない。
・グループ決定前のテーブルは規制がない状態であり「オープンテーブル」とする。
・オープンテーブルの状態では手球が最初に当たる的球はどちらでも良い。
・オープンテーブルでセーフティーをコールした場合のみ、8ボールから当てる事ができる。8ボールに最初に当てての攻撃(ポケットイン)はできない。
※ ファール及び、その対処方法
・グループボールの決定後、手球が自分のグループボールに最初に当たらなかった場合、ファールとなりプレー権は相手プレイヤーに移り、手球をテーブル上の自由な位置に置いてプレーできる(手球フリー)
・1ゲーム中に3回連続してファールをした場合ゲームはその時点で終了しそのセットは相手プレイヤーの勝ちとなる。
・8ボールが以下の状態になった時プレイヤーはそのセットを失う。
1、ブレイクを除き8ボールをポケットした時にファール、もしくはスクラッチをした場合。
2、ブレイクを除き8ボールが場外に飛び出した場合。
3、8ボールをコールしたポケット以外にポケットインさせた場合。
4、自分のグループボールを全てポケットインする前に8ボールをポケットインさせた場合(最後の自分のグループボールとのダブルインも同じ)