2010年08月17日

得点加算システム

 今年の5月にラスベガスでおこなわれたUSオープン10ボールで、このようなタイムルールが採用されていました。以下、例えば5先の試合だった場合を想定して書いてみます。

@ 試合開始から40分経過した時点で進行中のラックが終了した段階で、どちらかのプレイヤーの得点が4点(リーチ)に達していなかった場合、両プレイヤーの得点に1点ずつ加算する。

 これを確実に実行する為には、

1)運営、対戦者、双方で試合開始時間をきっちり記録する。

2)制限時間(この場合は40分)に達した時、かならず運営がそのテーブルに行き、得点状況を確認し、得点判断を下す。

3)制限時間以前のタイムアウトは認めない。

 これが7先の試合だったら、

@ 試合開始から40分経過した時点で進行中のラックが終了した段階で、両者の合計得点が5点に達していなかった場合、両プレイヤーの得点に1点ずつ加算する。つまり、2-2だったら3-3にする。

 というように、時間と基準得点を調整していくわけです。

 ちなみにUSオープン10ボールの場合は9先で、

@ 試合開始から1時間経過した時点で進行中のラックが終了した段階で、両者の合計得点が8点に満たない場合は、合計得点が10点を超えるまで両者に得点を加算する。つまり、3-2だったら5-4とする。

 というようなやり方でした。

 似たようなタイムルールはここ数年の全日本選手権でも採用しているのですが、全日本選手権の場合はあくまでも“運営判断”での加点ですので、公平さという観点からは不明瞭な部分が残ります。その点、“経過何分の段階で何点”というやり方なら公平性も保たれると思います。

 もちろん、プレイヤーに早撞きを奨励する努力は、運営&選手が協力してやるべき事ではあると思いますが、強制力がありません。ギリギリの場面になればどうしても撞けなくなるでしょうし。ただ、プレイヤーズミーティングや要項の段階で、「スロープレイに対する警告」を繰り返しおこなっていくことは、時間はかかりますが最終的には必ず効果があると思います。

 一番良いのは全試合に審判を付けてのショットクロック採用であるのは間違いありません。ですが8台程度での運営ならまだしも、先日の東京9ボールのように30台というテーブルを使う試合では無理な話です。

 チェスクロックの使用は私も何度も考えた事があるのですが、将棋やチェスであれが成立するのは、交互に手番が回ってくるから。ビリヤードの場合、簡単な話、どんどん撞いて得点しなければ勝てないわけですから、“リードすればするほど持ち時間が少なくなっていく”という矛盾が生まれます。

 ちょっと話はずれますが、タイムスケジュール制を採用しない試合の場合、基本的に敗者側は1〜2点下げておこなうべきだと思います。いつ試合が始まるか分からない状態で待たされる勝者側の不利は、やはり是正するべきです。

 以上、球聖のブログ・コメント欄を荒らしたくないので、ツイッター上のみで私の意見を書いてみました(笑)



posted by mathilda at 14:55| 新潟 ☁| ニュース&その他の試合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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